One Goal

One Team

Web制作 7分で読める

ホームページ制作で絶対に確認すべき最終チェックリスト15項目

ホームページ制作で絶対に確認すべき最終チェックリスト15項目
公開日

この記事では、ホームページを公開する直前および直後に確認すべき15のチェック項目を解説します。SEO設定、表示速度の改善、モバイル対応、計測ツールの連携など、公開時に必要な確認作業を網羅しています。自社のサイト構築時や更新時の参考にしてください。

SEOと検索エンジンに関する確認項目

検索エンジンやAI検索(AIO)にWebサイトの情報を正しく伝えるために、内部のメタ情報や通信設定の確認が必要です。

1. タイトルタグとメタディスクリプションの設定

各ページの役割に応じた独自のタイトル(<title>)と概要文(<meta description>)が設定されているか確認します。全ページで同じタイトルが重複している場合、検索エンジンがページの識別を正しく行えない原因になります。主要なキーワードを含めつつ、不自然な羅列を避けたテキストを配置します。

2. インデックス拒否設定(noindex / nofollow)の解除

制作中のテスト環境やテストサーバーでは、検索エンジンに登録されないように noindex タグや robots.txt でのアクセス制限を設定することが一般的です。本番サーバーへの公開時にこの設定が残っていると、検索エンジンのデータベースにサイトが登録されません。ソースコード内に noindex の記述が残っていないかを必ず確認します。

3. XMLサイトマップの生成とrobots.txtの記述確認

検索エンジンのクローラー(自動巡回プログラム)に対して、サイト内のページ構造を伝えるための「sitemap.xml」ファイルを作成し、サーバーのルートディレクトリに配置します。併せて、クローラーの巡回軌道を整理する「robots.txt」の記述に誤りがないか検証します。Cloudflareなどホスティングサービスによっては、デフォルトでAIのクローラーをブロックしていることがあります。機会損失となってしまわないよう、AIのクローラーを許可するように設定を変更しておきましょう。

4. 構造化データ(JSON-LD)の実装確認

会社概要、Q&A、サービス内容などの情報を、検索エンジンや生成AIが正確に意味を理解できるように構造化データ(JSON-LDフォーマットなど)で記述します。Googleの「構造化データ テストツール」等を使用し、コードのエラーや警告が出ないことを確認します。

表示速度と技術的パフォーマンスの確認項目

ページの読み込み速度は、ユーザーの離脱率や検索エンジンの評価に直接関わります。

5. 画像の軽量化と次世代フォーマット(WebP)の導入

デジタルカメラで撮影した写真や高解像度の画像素材をそのまま掲載すると、ファイルサイズが数メガバイトになり、表示速度を低下させます。画像の解像度を画面表示に適したサイズへリサイズし、WebP(ウェッビー)などの軽量な次世代画像フォーマットへ変換して掲載します。

6. ソースコードの圧縮と不要ファイルの削減

CSSファイルやJavaScriptファイルに含まれる、不要な改行やコメントアウトを削除(改行詰めの圧縮)します。また、使用していない外部ライブラリや試作時の不要なコードを削除し、データ通信量を削減します。

7. ブラウザキャッシュとサーバー設定の適用

Webサーバー側の設定でブラウザキャッシュを有効化します。2回目以降の訪問時に画像やデータを訪問者の端末内に保存させることで、再読み込み時の表示速度を高速化させます。併せて、サーバー通信を圧縮するGzip等の設定が有効になっているか確認します。

モバイル表示と操作性の確認項目

スマートフォンでの閲覧環境を前提とした画面設計と操作性の検証を行います。

8. スマートフォン実機での表示とレイアウト崩れの確認

パソコン上のブラウザで幅を狭めて確認するだけでなく、iOS(iPhone)やAndroidの各種スマートフォン実機で実際の表示を確認します。特定の画面サイズで横スクロールが発生していないか、見た目が崩れることがないかをチェックします。

9. タップ領域の確保と文字サイズの最適化

指で画面を操作するスマートフォンでは、ボタンやリンク同士の距離が近いと押し間違いが発生します。タップできる領域を最低でも48px×48px程度の大きさに設定します。また、拡大操作をしなくても読めるよう、本文のフォントサイズを16px前後に設定します。

10. リンク切れの検出とカスタム404ページの設置

サイト内の内部リンクや外部サイトへのリンクが正しく接続されているか、リンク切れチェックツールを用いて確認します。存在しないURLへアクセスされた際に表示される「404エラーページ」を独自にデザインし、トップページや検索フォームへの導線を設置することでユーザーの離脱を抑えます。

セキュリティとフォーム動作の確認項目

企業の信頼性確保と問い合わせ機能の動作を保証するためのテストを実施します。

11. 常時SSL(HTTPS)化と転送設定の動作確認

Webサイト全体を暗号化通信(HTTPS)に対応させます。アドレスが「http://」でアクセスされた場合でも、自動的に「https://」へ切り替わる「301リダイレクト設定」がサーバー側で正しく機能しているか確認します。非暗号化ページが存在すると、ブラウザ上で警告が表示される原因になります。警告が表示されていると、ユーザーは危険なサイトかもしれないと判断し高確率でブラウザバックします。

12. フォームの送信テストと自動返信メールの着信確認

お問い合わせフォームや資料請求フォームからの送信テストを実施します。入力必須項目のエラー表示、送信完了画面(サンクスページ)への遷移、管理者への通知メール到達、およびユーザーへの自動返信メールが迷惑メールフォルダに入らず届くかを検証します。

計測設定とSNS連携の確認項目

公開後のアクセス分析や情報拡散に必要なシステム設定を完了させます。

13. GA4タグの設置とコンバージョン計測の動作確認

Google アナリティクス4(GA4)のアクセス解析タグが全ページに漏れなく設置されているか確認します。お問い合わせ完了画面の閲覧やボタンタップなど、ビジネスの成果となる指標(コンバージョン)が正確にカウントされるか、リアルタイムレポート等で動作テストを行います。

14. Google Search Consoleの所有権確認と連携

検索パフォーマンスの分析やインデックス登録の申請を行うために、Google Search Consoleにサイトを登録します。所有権の確認手続きを完了させ、前述の「sitemap.xml」のURLを送信して初期登録を促します。

15. ファビコンとOGP(SNS共有用情報)の設定

ブラウザのタブやブックマーク一覧に表示される小さなアイコン(ファビコン)を設置します。また、X(旧Twitter)やFacebookなどのSNSでページのURLが共有された際に、専用の画像や説明文が正しく表示されるよう、OGP(Open Graph Protocol)タグを設定します。

ホームページ公開後の継続的な運用

ホームページは公開がゴールではなく、公開後のデータ確認と改善の継続によって効果を発揮します。今回挙げた15のチェック項目は、Webサイトが持つ本来の性能を引き出し、訪問者にとって安全で使いやすい環境を整えるための基礎的な技術要件です。

システム内部のコーディングやサーバー設定、アクセス解析の初期構築には専門的な技術知識が必要となります。見た目のデザイン制作に加えて、SEO・AIO対策や表示速度の最適化といったテクニカルなサイト設計を確実に行うことが、将来的な集客やビジネス成果につながります。

弊社は福島県郡山市を拠点とし、技術基準に基づいたホームページ制作およびECサイト構築を行っています。自社サイトの制作や既存サイトの見直しをご検討の際は、お気軽にご相談ください。

課題を一緒に整理しませんか?

まずは現状をお聞かせください。課題を整理して解決への糸口を共に見つけましょう。