2020/07/01
福島県人もイタリア人もみ〜んな大好き!?ジェラート雑学│夏のスイーツもご紹介
暑くなってくると食べたくなるジェラート。
最近では、日本にもおいしいジェラートのお店がたくさんありますよね!
このジェラート、日本でよくあるアイスクリームとはまったく違うものだって知っていますか?
アイスクリームよりヘルシーで素材の味を生かして作るのがジェラートなんです。
イタリア人たちも大好きなジェラート。
イタリアでは、ジェラートについてイタリア人ならではのこだわりがあるんですよ!
今回は、そんなイタリアのジェラートについての豆知識を福島県の皆さんにお届けします。
夏におすすめのジェラート以外のイタリアンスイーツも紹介していますので、ぜひ最後までお読みくださいね!
目次
ジェラートって?アイスクリームとどう違うの?
みなさんはジェラートとアイスクリームの違いを知っていますか?
ジェラートとアイスクリームは、似ているようで実は全然違うものなんです。
日本のアイスクリームは、法令で「乳固形分15%以上で、その中に乳脂肪は8%含まれなければならない」と決められています。
一方、イタリアのジェラートは5%前後の乳脂肪で作られます。
ジェラートの方がアイスクリームよりもヘルシーなのですね。
原料の風味を生かした味わいは、暑い季節にピッタリです。
特にフルーツ系のジェラートはさっぱり!汗をすっと引かせてくれますよ。
イタリア人はジェラートをいつ食べる?
イタリア人たちがジェラートを食べることが多いのは、実は夜なんです。
もちろん昼間の暑い時間帯にもジェラートは食べますが、ジェラートの味をしっかりと楽しむのは夜。
夕食を家で食べた後、散歩がてら近くのジェラテリア(ジェラート屋さん)にジェラートを食べにいきます。
(日本人が家の近くのコンビニに行くのに似ていますね!)
イタリアでは、多くのお店が19時頃で閉まってしまうのですが、ジェラテリアだけは別。
夜遅くまで開いていて、22~23時頃でもたくさんの人で賑わっているお店も多いです。
イタリア人いわく、「暑い昼間に食べるとジェラートの味が分からないじゃないか。夜になって暑さが落ち着いてからゆっくり食べるジェラートが最高だよ!」とのこと。
イタリアに来たら夜遅くまで賑わうジェラテリアで、イタリア人たちと一緒にぜひ夜のジェラートを楽しんでみてくださいね。
イタリアで人気のジェラートは?
いろいろな味が楽しめるジェラート。
イタリアではジェラートの味は大きく2種類に分かれます。
それは、「フルーツ系」と「クリーム系」。
イタリアのジェラテリアでよく見かける定番の味はこちら。
【フルーツ系】
・Fragora(フラゴラ) いちご
・Limone(リモーネ) レモン
・Melone(メローネ) メロン
・Pompelmo(ポンペルモ) グレープフルーツ
・Albicocca(アルビコッカ) アプリコット
・Pesca(ぺスカ) 桃
・Frutti di bosco(フルッティ・ディ・ボスコ) ミックスベリー
・Cocco(コッコ) ココナッツ
【クリーム系】
・Cioccolato(チョッコラート) チョコレート
・Crema(クレマ) クリーム
・Stracciatella(ストラッチャテッラ) チョコチップ
・Panna(パンナ) 生クリーム
・Yogurt(ヨーグルト) ヨーグルト
・Yogurt ai frutti di bosco(ヨーグルト・アイ・フルッティ・ディ・ボスコ) ヨーグルト&ミックスベリー
・Nocciola(ノッチョーラ) ヘーゼルナッツ
・Biscotto(ビスコット) ビスケット
夏におすすめのジェラート以外のスイーツ
夏のスイーツと言えばジェラートですが、イタリアには他にも夏にピッタリのスイーツがあるんです。
福島の皆さんにもぜひ試してみて欲しいのがこちら。
【グラニータ】
グラニータは、イタリア版かき氷。シャリシャリとした食感と素材の味が楽しめるスイーツです。
家でも簡単に作れるので、今年は私も毎日のようにいろいろな味でグラニータを作っています。
ジェラートよりさっぱりした後味なので、日本の蒸し暑い夏にもぴったり!
グラニータの作り方を紹介するので、ぜひお家でも作ってみてくださいね。
■エスプレッソのグラニータの作り方■
材料:
エスプレッソ300ml
水 200ml
砂糖 75g
(私は甘さ控えめにしたいので、いつも50g入れています)
作り方:
エスプレッソ、水、砂糖を混ぜて平たい容器に入れて冷凍庫へ。
1時間毎にかき混ぜながら3時間ほどでできあがり!
空気を含ませながら凍らせていくことで滑らかな口当たりになります。
※ステンレスの容器に入れた方が早く凍りますが、その他の容器でも大丈夫です。
※1時間毎にかき混ぜるのが面倒な場合は、3時間後にブレンダーで一気に砕いてもOKです。
■フルーツのグラニータの作り方■
材料:
果物(なんでもOK) 500g
水 100ml
砂糖 30~50g
(私は甘さ控えめにしたいので、いつも30g入れています)
作り方:
果物を洗って種を取り、適当な大きさに切ったらミキサーまたはブレンダーで潰します。
果物、水、砂糖を混ぜたら冷凍庫へ。(お好みでレモン汁を小さじ1杯入れてもOK)
1時間毎にかき混ぜながら3時間ほどでできあがり!
福島県内にもおいしいジェラテリアがいっぱい!
今や、日本中にあるジェラート屋さん。福島にもたくさんありますね!
福島市内にある人気のジェラート屋さんを2つ紹介します。
honey bee(ハニービー)
果物屋さんのジェラテリア。本店の他に2つ支店もある人気店です。
【本店】福島市荒井字山神下17-14
【南矢野目店】福島市南矢野目字中屋敷50-3
【エスパル福島店】福島市栄町1-1
monjoue(モンジュー)
甘さと乳脂肪分控えめで作られているさっぱりジェラートが人気のお店。
保存料や着色料も使われていない、体にやさしいジェラート屋さんです。
福島市荒井字横塚3-182